ヤマト2199とんかつバーガー物語【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

「街でとんかつバーガーという言葉を見てハタと思った」

「なんだい?」

「バーガーがとんかつを食っていてもあまり違和感が無い」

「どんな風に?」

「山盛りの飯と山盛りの千切りキャベツを付けたとんかつ定食をガツガツと」

「誰だと違和感があるんだい?」

「デスラーはきっと食わない」

「じゃあ、バーガーが食っていたらどうなるんだよ」

「ハイデルンが頭を抱える。『またそんな身体に悪いものを』と」

「ひ～」

「ごっそさん。おやじさ～ん、お茶くれ～」

「ザー、ベルク」

空想は膨らむ・腹も膨らむ §

「ということは、バレラスに行きつけのとんかつ屋もあるな」

「ガミラスとんかつ!」

「みたところ、ただのとんかつ屋では無いか」

「関係ありません。身体に悪い揚げ物は一律禁止。ギムレー長官の方針です」

「艦長、景気づけに『勝つ』に引っかけてとんかつでも食いましょうや」

「ハイニ、たまにはいいことを言うな。みんなで食いに行こう」

「艦長も好きだねー」

「ふん」

「あれ。ここにとんかつ屋があったはずなのに」

「ギムレーの命令で廃業か」

「勝つに引っかけた縁起担ぎもできないとは。これじゃガミラスは勝てませんぜ」

「豚を撃たないで、ガトランティスの捕虜ばかり撃っているからだ」

「無敵ガミラスいまいずこってね」

「あかんかったよ」

「今日ハコレデ五ツ目ノ仏サマ」

「今夜はまたとんかつじゃ!」

「佐渡先生がいる限り、地下都市でもとんかつは食い放題ですね」